(妻)猫記録:尿道閉塞による再手術②

尿道閉塞による再手術
手術で取り出した石。ごま粒くらいの大きさです

おしっこが全く出なくなり、結石による尿道閉塞が発覚した我が家の猫。即日手術となり、夜遅くになって無事終了したと連絡がありました。ひとまずは胸をなでおろし、翌日の夕方に面会へ行くことに。

手術翌日の猫

麻酔からの目覚めはまずまず、とのこと。表情も元気そうで、ケージからしきりに出ようとします。低くうなり声をあげてはいますが、これは前回の手術翌日の時もそうだったので、良くも悪くも慣れてしまいました。

ご飯は、カリカリとウェットは食べようとしないとのこと。許可を得たうえでちゅ~るをあげてみると、一本たいらげました。前回に引き続き、恐るべし、ちゅ~るの威力。

猫ドックの際に荒ぶった過去を持つ我が家の猫。先生や看護師さんへの行状(ひっかいたり暴れたりしていないか?)が気にかかりましたが、やはり先生方へはシャーシャー言っているとのこと。申し訳ないことです。

あとは、手術の際に取り出した結石を見せて頂きました。1~2ミリ大の、ごま粒くらいの大きさの石です。こいつが我が家の猫を苦しめたのか・・と思い、悪い念を送っておきました。

傷口の塞がり具合にもよりますが、早ければ3日後には退院とのこと。この日は、後ろ髪を引かれる思いで帰宅しました。

さらに2日後に面会

さらにその2日後、面会へ行って来ました。この日には、左手の点滴の管が取れていました

表情は元気そうではありますが、少し目元に険があるようにも見えます。相変わらず手からでもカリカリは食べず、ちゅ~るのみ一本食べました。

前回の手術後も、食欲が完全に戻るのはかなり先だったため、気長に行こうとは思いました。

そして・・無事退院!

そしてその翌日、実に手術4日後にして無事退院となりました。当初は入院1週間ほど、と言われていたので、思ったよりも回復が早かったようです。

前回の手術の際は、当初入院は2週間ほど、と言われていたのが1週間での退院となったため、「病院でご飯が食べられなかったから退院が早まったのでは?」「先生や看護師さんに荒ぶったがために、早めに退院になったのでは?」(笑)など、いろいろと考えてしまいました。

今回もそういった要素はあったかもしれませんが、少なくとも前回よりは病院や先生に慣れたようで、何と先生や看護師さんにスリスリするほどになっていました! シャーシャー言ってケージから出せなかったことが、嘘のような変わりようです。病院に慣れるということが、喜ばしいことなのかどうかは微妙かもしれませんが・・。

手術の際に膀胱内をきれいにして頂き、手術後の経過も良好とのこと。
傷口がきれいに塞がっているためカラーも取れており、2週間くらいは効く抗生剤を打っているとのことで、家で飲む薬は無いですよと言われました。
取り出した石は、頂けるとのことで頂いて帰りました。前回の手術の際に取り切れなかったと言われた、右腎に貼り付いている石はいまだに残っているらしく、それが尿管へ落ちないと良いが・・とのこと。
次回は一週間後くらい、抜糸が出来るかなと言われ帰宅しました。

帰宅後、それまでを取り戻すかのように、水もよく飲み、ご飯もカリカリも含めてよく食べました。おしっこ、うんちも順調に出て、実に元気です。前回の手術後と比べると、ぐったりもしておらず、手術直後とは思えないほどの驚異の回復ぶりです。

あまりの回復ぶりに、逆にこちらが心配になるくらいでしたが、実際あとあと考えると、この急な回復には大きな落とし穴がありました・・。


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