(妻)猫記録:皮下輸液、その後⑰(7歳になりました+投薬について)

膝の上で眠る猫

自宅での皮下輸液を始めて、約2年が経とうとしています。

自宅での皮下輸液に至るまでの道のりについては、「自宅での皮下輸液へ」①~⑩をご覧ください。
自宅での皮下輸液に必要なものや費用、やり方、失敗例などを載せています。

詳しくはこちら。
 ⇒自宅での皮下輸液へ①(皮下輸液に必要なもの):2022/7/23に価格について追記しました
 ⇒自宅での皮下輸液へ②(皮下輸液のやり方について)
 ⇒自宅での皮下輸液へ③(初めて自分で皮下輸液に挑戦+1人での投薬にもトライ)
 ⇒自宅での皮下輸液へ④(失敗例+保定のやり方について)
 ⇒自宅での皮下輸液へ⑤(妻不在の間はどうすれば?)
 ⇒自宅での皮下輸液へ⑥(ようやく病院での輸液は卒業! いよいよ自宅での皮下輸液へ)
 ⇒自宅での皮下輸液へ⑦(自宅での皮下輸液に初挑戦!)
 ⇒自宅での皮下輸液へ⑧(自宅での皮下輸液の失敗例+2週間後の通院)
 ⇒自宅での皮下輸液へ⑨(自宅での皮下輸液を始めて、約1か月が経ちました)
 ⇒自宅での皮下輸液へ⑩(血液検査の結果)

7歳になりました!

すっかりご無沙汰しておりますが、夫・妻・猫ともども皆で元気に過ごしております。
ありがたいことです。

前回の診察の際、めでたく「次回の診察は4~5か月くらいは空けても良いでしょう」とのお墨付きを頂いていた我が家の猫。

前々回前回の記事で触れていた、「夜寝る前に「にゃ~お~」と長く鳴くようになった」事象については、最近ではあまり無くなりました。寒い時期限定だったのでしょうか?

そして、幸い我が家の猫は吐くことも少なくなり、変わらず5日に一度の皮下輸液を続けてはおりますが、安定した健康状態を保てています

そして先日、ついに7歳の誕生日を迎えました!
誕生日をお祝いするために、差し上げたことのない種類のスープをあげてみたところ、「これは、一体どうすれば・・」と立ち尽くしていました(その後、少し舐めてはくれましたが。笑)

見慣れぬスープを前にして、驚き戸惑う我が家の猫

やはり、いつも飲んでいるスープ(下記)の方が良いようです。
せっかくの誕生日なのに、申し訳ないことをしました。

猫で7歳というと、一般的には「人間で言うと44歳」「シニア期への仲間入り」と言われます。
これからも、おしっこの様子や体調に気を配りつつ、少しでも元気な状態で長く一緒にいられると良いな、と思います。

投薬について

これまで、投薬(慢性腎臓病用のラプロスと、サプリメントのウロアクトプラス)については、1人もしくは2人がかりで、朝夕2回に分けて、口の中へ押し込む形で行っていました。

東レの動物薬 | ラプロス®の特徴
東レの動物薬。猫の慢性腎臓病の治療。ラプロス®。インターキャット®。インタードッグ®。

投薬についての試行錯誤はこちら:

実は、このようにして投薬する前に一度、投薬補助おやつ的なもの(グリニーズ ピルポケット)を試していました:

しかし、この時は「段階的に慣らして行く」という重要な手順を踏まなかったため、あえなく失敗に終わっていました。

このままでは、投薬自体が猫にとって大きなストレスのままとなってしまうため、少しでもストレスを和らげるような方法は無いものかと思っていました。

そこで夫が探し出してくれたのが、以下の「メディボール」です。


柔らかい練り消しのような感触で、くるくると錠剤を包み入れることが出来ます。
楽天市場だと、猫の好みの味から3種類選ぶことが出来ます。

前回(グリニーズ ピルポケット)がすぐに失敗に終わってしまったため、もはや記憶があいまいではあるのですが、グリニーズ ピルポケットと比べると、錠剤を包み入れた際のべたべた感が少ないように思います。

我が家の猫に飲んでもらっている錠剤(慢性腎臓病用のラプロス(直径6mm)と、サプリメントのウロアクトプラス(直径7mm))の大きさからすると、メディボール一粒を半分に分けると、ちょうどうまい具合に1錠ずつ包むことが出来ます。

前回(グリニーズ ピルポケット)の反省を踏まえ、今回は段階的に導入することにしました。

  • まずは、メディボール一粒を半分に分けたものを、そのまま(錠剤は入れずに)手から直接あげてみる →最初は不審そうに表面を舐めたりしていましたが、その後無事に食べてくれて成功!
  • 次は、メディボール一粒を半分に分けたものを、そのまま(錠剤は入れずに)手からではなく、今度はカリカリのトレイへ入れてみる →こちらもしばらく匂いを嗅いだりしていましたが、その後無事に食べてくれて成功!
  • 次は、いよいよラプロスを入れて挑戦。メディボール一粒を半分に分けたもののうち、1つには錠剤を、もう1つには何も入れず →こちらも、手からとカリカリのトレイからと両方食べてくれました!
  • 次は、ラプロスより少し大きいウロアクトプラスを入れて挑戦 →「匂いで気付くかな?」と心配になりましたが、無事に食べてくれました!

ということで、「最低限、ラプロスだけでもメディボールで投薬出来ると良いな」くらいに思っていたのですが、何とウロアクトプラスも食べてくれて、ありがたい限りです。

今はまだ「ささみ味」しか試していませんが、他の味のものも試してみようと思います。
これで、少しでも猫のストレスが減れば、言うことはありません。

次回の診察は、2か月後の予定

次回の診察は、2か月後を予定しています。
調子が良さそうであれば、そのままワクチン接種も出来るかな、と思っています。

湿気と暑さに耐えられなくなり、人間たちは常にエアコンの付いた部屋にいる今日この頃ですが、我が家の猫は、エアコンが付いていない部屋の方で過ごすことが多いです・・
たまに行ったり来たりはしているので、うまく調節してくれているのだと思いたいものです。


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コメント

  1. ベルにゃん より:

    猫様、7歳おめでとうございます!
    持病があっても元気で毎日楽しく過ごしてくれていれば、こんなに嬉しいことはありませんよね(*^^*)ヒトもネコも元気がいちばんです♪

    • 妻 より:

      >ベルにゃんさま
      コメントありがとうございます!
      そうですね、病気を患ってしまったのは悔やんでも悔み切れませんが、少しでも楽な状態で毎日を過ごしてもらえれば、それに勝る喜びは無いですね。
      暑い日が続きますが、ベルにゃんさまもお猫様もお元気にお過ごし下さい!

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