自宅での皮下輸液を始めて、約1年半が経ちました。
自宅での皮下輸液に至るまでの道のりについては、「自宅での皮下輸液へ」①~⑩をご覧ください。
自宅での皮下輸液に必要なものや費用、やり方、失敗例などを載せています。
詳しくはこちら。
⇒自宅での皮下輸液へ①(皮下輸液に必要なもの):2022/7/23に価格について追記しました
⇒自宅での皮下輸液へ②(皮下輸液のやり方について)
⇒自宅での皮下輸液へ③(初めて自分で皮下輸液に挑戦+1人での投薬にもトライ)
⇒自宅での皮下輸液へ④(失敗例+保定のやり方について)
⇒自宅での皮下輸液へ⑤(妻不在の間はどうすれば?)
⇒自宅での皮下輸液へ⑥(ようやく病院での輸液は卒業! いよいよ自宅での皮下輸液へ)
⇒自宅での皮下輸液へ⑦(自宅での皮下輸液に初挑戦!)
⇒自宅での皮下輸液へ⑧(自宅での皮下輸液の失敗例+2週間後の通院)
⇒自宅での皮下輸液へ⑨(自宅での皮下輸液を始めて、約1か月が経ちました)
⇒自宅での皮下輸液へ⑩(血液検査の結果)
夜寝る前に、鳴くようになった:その後
前回の診察の際の血液検査の結果が良かったことと、おおむね体調が良好だったこともあり、「病院での診察の間隔を空けても良い」とのお墨付きを頂いていた我が家の猫。
昨年は毎月病院へ行っていたのを、2か月に一度の間隔へ空けました。
もちろん、それまでに体調を崩すようなことがあれば、すぐにでも病院へ行こうと思っていましたが・・
幸い、寒い日々も元気に過ごしてもらえ、ほっと胸をなで下ろしています。
たまに天候や気圧の変化の影響を受け、一時的に食欲が落ちたり吐いたりすることもありましたが、おおむね体調は安定しているように思います。
前回触れていた、「夜寝る前に「にゃ~お~」と長く鳴くようになった」事象については、いまだ続いてはいますが、以前のような頻度では無くなったような気がしています(単に、妻の寝付きが良くて気付けていないだけなのかもしれませんが・・)
夫と2人して家を不在にする時間も増えたため、寂しいのかもしれません。
先日まる一日以上不在にすることがあったのですが、みまもりカメラを追加で導入(詳細は下記)したところ、玄関とリビングの間をしきりに行ったり来たりして、鳴いていることが多かったです。
後ろ髪を引かれる思いで、大変申し訳なく思いましたが、その代わりに一緒にいられる時間はできる限り大切にしようと心がけてはいます。
SwitchBotのカメラを導入しました
上記のとおり、夫と2人して家を不在にする時間が以前より増えたこともあり、「猫の様子をいつでも見られるように」という思いから、SwitchBotのカメラを導入しました。
こちらは動き回れるeboとは異なり、室内のどこかしらに設置をするものです。
とは言っても、カメラの向きを上下左右に動かすことができるので、室内のかなり広い範囲をカバーできるのではないでしょうか。
- 300万画素ということで、かなりクリアに猫の様子が見られます。
もちろん見る側の通信環境にもよるのでしょうが、動いている猫の様子を見られるのは安心感があります(それに伴い、早く猫のもとに帰りたくなってしまう訳ですが・・) - 双方向音声会話ができる
アプリの中のマイクマーク?をタップすると、こちら側が呼びかける音がカメラの向こうでも聞こえ、そして猫が鳴く声もこちら側に聞こえます(それに伴い、早く猫のもとに帰りたく・・以下略) - 動体検知機能がある
動体検知機能をセットしておくと、動く物に反応して自動で映像が記録され、アプリにも通知が来ます。試しにセットしてみたところ、見事に猫がテーブルから飛び降りる瞬間の芸術的な姿が記録されていました(笑)
そして、帰宅した時の我々の姿も記録され、次々に通知が来るのはご愛敬。
既に、上記のeboを導入してはいたのですが、
- 動作音が若干けたたましく、猫が怖がってしまう
- ひとたび玄関で段差に落ちてしまうと、自力で充電スタンドへ戻れずに
「充電スタンドに戻るのを助けて下さい」「充電スタンドへ戻れなくなってしまいました」
という、可哀想な通知が山ほど来ることになります(笑) - 猫がテーブルの上にいるときは、地面上のeboからだと角度的にテーブル上の猫の姿が見られない
といったことがありました。
そこで、SwitchBotでリビングを見渡してみて「猫が居ないな?」となった際には、eboを出動させて玄関へ様子を見に行ってみる、といったように、猫の居場所に応じてうまくeboとSwitchBotを併用するとちょうど良いようです。
また、もともと我が家ではSwitchBotでエアコンや照明の制御もしていたため、「暗くなってきたら照明を付けて、猫の様子も見る」ということが外出先からできるのは便利だな、と思っています。
前回から2か月ぶりの通院
何はともあれ、2か月ぶりの病院へ。
今回は血液検査+エコーです。
まずは体重測定。
3.95kg! ちょっと減りました。
脱水している訳では無いそうです。
先生に「食事の制限とかしてますか?」と聞かれましたが、意識して減らしているということはありません。
ただ、その時の天候や気温によって食欲の波が大きいので、あまり食べられなさそうな時には「これ以上追加では出さないでおこう」ということはあります。
続いてエコー。
こちらは、相変わらず石の大きさや場所に変化は無し。
腎臓の大きさや尿管の太さも変わらないとのことで、良くも悪くも変化は無いようです。
前回の診察の際にあった右目上の擦り傷については、今回も少し赤みがあって気になったので診て頂きましたが、こちらも特に問題は無いそうです。
冬の間は室内のあちこちの扉を閉めておくのですが、どうやら我が家の猫は、キャットドアに向かって突進する癖があるようです・・。キャットドアを通り抜ける時にものすごい音がするのですが、どうやらその時に、勢いよくぶつけている模様。
特に痛がっている様子も無く、しばらくすれば赤みも引いていくのですが、突進する癖は何とかならないものか。
あとは、奥歯のほうが歯垢や歯石がたまりかけとのこと。
できるだけ毎日歯みがきはするようにしているのですが、確かに奥の方はあまり磨けていませんでした。今後は頑張って奥の方も磨けるようにしたいです。
血液検査
カルテに「猫舎に入ると怒る」「顎下からの採血は怒るので、下肢から」と記載されてしまっている我が家の猫。
前回の採血の際も、最初は顎下からの採血にトライしたものの、案の定暴れてしまい、うまく取れませんでした。
今回も「まずは顎下から取る」とのことで、どうなることかと見守っていましたが・・
やはり今回も暴れてしまいました。
先生へ向かって「シャーーー!!」と長く威嚇。
待ち時間が長かったこともあるのですが、院長先生の手をもってしても難しいようです。
顎下からの採血は諦め、VIP対応(エリザベスカラーを付けて頂き、保定のための追加のスタッフさんを呼んで頂く)へ移行となりました。申し訳ないことです。
何とか右後ろ足から採血して頂いた結果は、以下のとおり。
1年半前 (ラプロス+ 輸液開始) | 1年7か月半前 (輸液のみ 中止) | 1年半前 (再び 数値上昇) | 5か月前 | 2か月前 | 今回 | |
BUN (基準値17.6~32.8) | 80.8 | 36.8 | 83.0 | 34.8 | 26.1 | 29.3 |
CRE (基準値0.9~2.1) | 4.55 | 1.88 | 4.26 | 1.45 | 1.48 | 1.34 |
Ca (基準8.8~11.9) | – | 13.8 | – | – | – | – |
今回も基準内に収まりました!
現在は自宅での皮下輸液は5日に一度の間隔でおこなっていますが、かつては2日に一度であったことを考えると、良い状態を保てるようになったのはかなり喜ばしいです。
次回の診察は4~5か月後
この結果を受けて、「次回の診察は4~5か月くらいは空けても良いでしょう」とのお墨付きが出ました。
もちろん、それまでに何かあれば即病院で診て頂くことにはなるのですが、一安心です。
日頃から、おしっこの様子や体調に気をかけるようにしたいと思います。
追記:なぜか犯罪者顔に見えてしまう、我が家の猫の写真。
診察時に「次から、検査結果とかに載せますね」と言われて、診察台の上で撮った写真なので、ご機嫌斜めなのでしょう・・。
←「皮下輸液、その後⑮」へ戻る 「皮下輸液、その後⑰」へ進む→
「猫記事一覧」へ
「(妻)猫記録 目次」へ
コメント