(妻)猫記録:皮下輸液、その後①(だいぶ慣れてきました+皮膚に黒い粒が)

ネコセカイのキャットハンモック。まだ警戒しているのか、上で寝てはくれません

自宅での皮下輸液を始めて、約1か月半が経ちました。
これまでの流れは、以下のとおりです。

 ⇒自宅での皮下輸液へ①(皮下輸液に必要なもの):7/23に価格について追記しました
 ⇒自宅での皮下輸液へ②(皮下輸液のやり方について)
 ⇒自宅での皮下輸液へ③(初めて自分で皮下輸液に挑戦+1人での投薬にもトライ)
 ⇒自宅での皮下輸液へ④(失敗例+保定のやり方について)
 ⇒自宅での皮下輸液へ⑤(妻不在の間はどうすれば?)
 ⇒自宅での皮下輸液へ⑥(ようやく病院での輸液は卒業! いよいよ自宅での皮下輸液へ)
 ⇒自宅での皮下輸液へ⑦(自宅での皮下輸液に初挑戦!)
 ⇒自宅での皮下輸液へ⑧(自宅での皮下輸液の失敗例+2週間後の通院)
 ⇒自宅での皮下輸液へ⑨(自宅での皮下輸液を始めて、約1か月が経ちました)
 ⇒自宅での皮下輸液へ⑩(血液検査の結果)

人も猫も、皮下輸液に慣れて来ました

自宅での皮下輸液を始めて、約1か月半。
ようやく人も猫も、3日に1回のペースの輸液に慣れて来たようです。

数えてみると、実にこれまでの自宅での皮下輸液の回数は、16回にのぼります。
最初の方は、針が一回で刺せなかったり、うまく輸液を流せずに輸液が余ってしまったりしていました(1回あたりの輸液は約2分。500mlの輸液パックを4回で使い切るくらいで、と先生には言われていましたが、ポタポタとしか流せずに、使い切れないことも)。

今は、猫も慣れて来たのか、針を一回で刺せるようになりましたし(猫も観念して、途中で動いたりしないようになった)、輸液パックもすべて使い切れるようになりました。

日によって少し波はありつつも、輸液の甲斐あってか、食欲や元気があるのは本当に喜ばしいことです。

(輸液の途中に写真や動画を撮るには、どうしても腕がもう一本ないと無理なので、撮れていません。こんな感じ、というイメージくらいにしかならないかもしれませんが、輸液が終わった直後の写真を載せておきます)

加圧バッグ輸液パック輸液チューブ、さらに先端にを取り付け、加圧がしてある状態です。

下方にある白い容器には、消毒綿を入れています(100均で買える密閉容器です)

右下の茶色い台はダイニングテーブル。
左下に黒く見えるイスに夫が座り、テーブルの上で猫を保定します。
我が家では、特に点滴スタンド的なものは使用せず、リビングのピクチャーレールを流用しています。

ダイニングテーブルは、ごく普通の高さのもので、病院の診察台のように上下の調整ができるものではないので、輸液を施している間は多少妻の腰が辛くはあります

輸液の高さについては、ピクチャーレールで吊り下げる位置を、無段階で上下に調整ができるのが良い感じです。
ただし、静脈点滴のように重力でポタポタ落とすのではなく、加圧バッグで圧力をかけて輸液を流すため、重力を確保するというよりは、針を刺す前に空気や輸液が逆流しないくらいの高さを保つ、くらいで十分だと思います。

詳細は、自宅での皮下輸液へ①「皮下輸液に必要なもの」や、②「皮下輸液のやり方について」の項を参照下さい。

皮膚に黒い粒が

そんなさなか、先日ふとブラッシングをした際、あごの下から胸、お腹にかけて、何やら毛の一部が茶色~黒色っぽくなっているのに気付きました。

本来は真っ白な毛の箇所なのですが、毛をかき分けてみると、毛の根元や皮膚に黒い小さな粒が無数に。
頭や背中のブラッシングはほぼ毎日できているのですが、申し訳ないことに、お腹の方はなかなかできずじまいだったのが原因と思われます。

くしを入れてみると、抜けた白い毛の根元に、やはりごくごく小さい黒い粒が。
ノミやダニ、そのフンを疑いましたが、目視の限りでは、動いている様子は見られません。
また、頭や背中の皮膚には、黒い粒は無いようです。
夫が調べてくれたところによると、皮脂汚れが疑わしいようです。

幸い、猫自身がかゆがっている様子は無いため、シャンプーをして様子を見ることに。
念のため、家じゅうの布製品や猫ベッドには念入りに掃除機をかけ、洗濯できるものは洗濯。

シャンプーをした後、少し胸のあたりの毛が固まって毛玉になってしまいましたが、引っ張らないように指先でそっともみほぐしたり、少しずつスリッカーを通していったところ、うまくほぐれました。
結果、毛からは黒い粒はなくなりました
皮膚そのものにはまだ多少残ってはいますが、大事には至らなさそうです。

お腹のまめなブラッシングを怠った結果、猫には申し訳ないことをしました。


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