猫ドックの一連の検査のストレスからか、威嚇が治まらずキャリーへ入ってもらうのに一苦労だった猫。何とか入ってもらった後に、先生から検査結果を聞きました。
猫ドックの検査結果
- 全体的な身体検査は、問題なし
- 血液検査では、アルブミン・コレステロール・血糖値が少し高めだが、糖尿病を疑うまでの数値ではない
- BUN:31.3mg/dl
Cre:2.04mg/dl(初めて基準超えに) - Ca値が過去最高の14.9mg/dlに
- レントゲン・超音波検査で右腎に委縮が見られ、さらに結石を発見
- 糞便検査は、問題なし。尿検査は、今回はできず
先生から告げられたこと
- BUN、Creについては、今後も数値が上がるようであれば、詳しい検査が必要
- Ca値は、4か月前からゆるやかに上昇傾向。
原因としては甲状腺疾患や悪性腫瘍、ストレスや腎不全などが考えられるが、今回の検査では、腫瘍を疑う所見はなし。
原因として考えられる可能性を一つ一つ除外していく意味合いから、甲状腺の機能を調べるための検査を外部機関へ依頼する方法があるが、どうか? - 右腎に見られる結石は、現時点では特別な治療の必要はないが、今後腎臓に悪影響を及ぼしたり、尿管に入り込んで尿の流れを悪くする場合には、手術が必要。
食事療法をおすすめするが、今回尿検査ができなったため、結石の種類についてはまだ特定できない
先生のお話を聞いて、いろいろとショックを受けました。
Ca値については、数か月間下がることなく上昇を続けており、しかも原因の一つとしてストレスが考えられるとのこと・・。
たまに食欲が無くなったり、便秘になったり吐いたりしていたのも、不調の現れだったでしょう。
それに気付いてあげられなかったとは。
また、この時はまだBUNやCreの値が意味することにも無知でした。
そのため、実はこれまでの間、BUNやCreの数値が徐々に上がり続けていたことにも、気付けずにいました。
ごはんやおやつも、あまり成分などには気を配らずにあげていました(便秘がちだったので、お腹に良さそうなことが書いてあるものはきっと効くのだろうと、あまり深く考えずにあげていました)。
腎不全や結石といった病気は、まだまだ先のことだろうと思っていたので、まだ3歳半という若さで療法食を始めなければならないことが、かわいそうでなりませんでした。
甲状腺の機能を調べるための検査へ
先生から提示して頂いた、甲状腺の機能を調べるための検査をお願いすることにしました。
血液を外部機関へ検査に出すので、少し日にちがかかるそうです。
次回来院の際は、その結果を聞くとともに、今回できなかった尿検査をするべく、おしっこを持って行くことになりました。
←「結石が見つかってから~手術に至るまで①」へ戻る
「結石が見つかってから~手術に至るまで③」へ進む→
「(妻)猫記録 目次」へ
「猫記事一覧」へ
コメント