二次病院での初診の際は、BUNとCREの値が大幅に下がっていたため、即日での手術は行われず。
今後は、各数値の推移やその日の腎臓の状態、猫本人の体調などを見て、手術に踏み切れる状態となれば即手術を行いましょう、ということにはなりましたが、なかなかその機会は訪れませんでした。
二次病院での経過
手術前後の各数値を再掲すると:
3歳 11ヶ月 | その翌日 (二次病院初回) | 二次病院 2回目 | 二次病院 3回目 | 二次病院 4回目 | 二次病院 5回目 | 手術当日 | 抜糸日 | |
BUN (参考値17.6~32.8) | 111.2 | 78.3 | 34.6 | 30.7 | 36.4 | 36.1 | 37.4 | 26.1 |
CRE (参考値0.8~1.8) | 8.25 | 4.16 | 2.06 | 2.33 | 2.19 | 2.44 | 2.25 | 1.64 |
Ca (参考値8.8~11.9) | 13.1 | 11.9 | – | – | – | – | – | – |
食欲不振を改善するための吐き気止め的な薬を処方されたり、膀胱の炎症を抑えるための抗生剤を処方されたり(夫のブログで詳述あり)はしていましたが、当然のことではありますが、結石を溶かしたり腎臓の機能を回復させたりする効果があるものではないため、二次病院の2回目以降は、各数値に大きな変化はありません。
やはり根本的に事態を改善させるためには、手術で閉塞している尿管から可能な範囲で結石を取り除き、少しでも腎臓の機能を残すよりほかなく、じりじりと気が焦るばかりの日々が続きました。
ようやく手術に!
そんな中、ようやく手術の機会が訪れました。実に二次病院にかかってから一か月が経った頃です。
受付での入院の手続きについては、今回が2回目になるので(笑)すんなりと終わりました。
先生から手術内容について詳細な説明を受け、同意書にサイン。
私自身は、家族の手術の同意書へのサインは初めての経験でした。そのせいもあり、手術内容について、私自身の理解が不十分だったことも・・(これについては、後日詳述します)
手術の内容
先生から示された、手術の詳細は:
- 病名 :尿管結石
- 手術名 :尿管結石摘出術・腎瘻チューブ設置術
- 費用 :70~80万円程度
- 入院期間:1~2週間程度
費用については、ある程度覚悟はしていたものの、やはり思っていたよりも高額でした。実際は入院期間によって前後してくるのでしょうが、ともかく左右両方の尿管から結石摘出をおこなうため、高額になるのは仕方がないようです。
入院期間については、これも左右両方の尿管を切開するため、穴がふさがるまでの期間を考えると、これくらいはどうしてもかかってしまうようです。
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