自宅での皮下輸液を始めて、約2年が経ちました。
自宅での皮下輸液に至るまでの道のりについては、「自宅での皮下輸液へ」①~⑩をご覧ください。
自宅での皮下輸液に必要なものや費用、やり方、失敗例などを載せています。
詳しくはこちら。
⇒自宅での皮下輸液へ①(皮下輸液に必要なもの):2022/7/23に価格について追記しました
⇒自宅での皮下輸液へ②(皮下輸液のやり方について)
⇒自宅での皮下輸液へ③(初めて自分で皮下輸液に挑戦+1人での投薬にもトライ)
⇒自宅での皮下輸液へ④(失敗例+保定のやり方について)
⇒自宅での皮下輸液へ⑤(妻不在の間はどうすれば?)
⇒自宅での皮下輸液へ⑥(ようやく病院での輸液は卒業! いよいよ自宅での皮下輸液へ)
⇒自宅での皮下輸液へ⑦(自宅での皮下輸液に初挑戦!)
⇒自宅での皮下輸液へ⑧(自宅での皮下輸液の失敗例+2週間後の通院)
⇒自宅での皮下輸液へ⑨(自宅での皮下輸液を始めて、約1か月が経ちました)
⇒自宅での皮下輸液へ⑩(血液検査の結果)
5か月ぶりの病院
前回の診察の際、めでたく「次回の診察は4~5か月くらいは空けても良いでしょう」とのお墨付きを頂いていた我が家の猫。
たまに吐くこともありますが、変わらず5日に一度の皮下輸液を続けており、幸い安定した健康状態を保てています。
先日は、ついにめでたく7歳の誕生日を迎えました。
今回は、実に5か月ぶりの病院です。
血液検査+エコー+ワクチン接種、と盛りだくさんの内容。
まずは体重測定。
3.8kg! 前回に引き続き、ちょっと減りました。
問題無い範囲ではあるそうですが、少し心配です。
ここ数か月、頻繁に来客があったり、騒音が酷かったりでストレスが溜まっているのだと思います。
人間側の都合で申し訳ないことです。
続いてエコー。
こちらは、相変わらず石の大きさや場所に変化は無し。
腎臓の大きさも変わらないとのことで、良くも悪くも変化は無いようです。
ドキドキの血液検査
前回の血液検査の際は、顎下から採血しようとして暴れてしまったこともあり、どうなることかとドキドキしていましたが・・
なぜか今回は、「シャーーー!!」と威嚇することもなく、エリザベスカラーを付けることもなく、すんなりと採血できました。
先生の匠の技によるところも大きいのですが、今回は待ち時間が少なかったのと、最初から後ろ足での採血にして頂いたからかもしれません。
結果は、以下のとおり。
2年4か月前 (ラプロス+ 輸液開始) | 2年2か月前 (再び 数値上昇) | 1年1か月前 | 11か月前 | 5か月前 | 今回 | |
BUN (基準値17.6~32.8) | 80.8 | 83.0 | 34.8 | 26.1 | 29.3 | 33.1 |
CRE (基準値0.9~2.1) | 4.55 | 4.26 | 1.45 | 1.48 | 1.34 | 1.43 |
Ca (基準8.8~11.9) | – | – | – | – | ‐ | – |
BUNが少し基準超えですが、問題は無いだろうとのことでした。
ひとまず安心です。
ワクチン接種
体調的にも問題無さそうだったので、そのままワクチン接種をお願いしました。
「今度こそ暴れてしまうのでは・・」と気がかりでしたが、これまた先生の匠の技により、一瞬にして終了。
そそくさとキャリーバッグへ戻りましたが、最後の最後で「シャーー!!」と威嚇されてしまいました・・涙
自宅に帰ってからは、しばらくはそわそわと落ち着かない様子でしたが、幸い体調に大きな変化はなく元気に過ごしています。
メディボール、その後
前々回の記事で、投薬時のお役立ちアイテム「メディボール」について熱く語っていました。
柔らかい練り消しのような感触で、くるくると錠剤を包み入れて、そのままおやつとして食べて頂くことが出来る素敵なアイテムです。
当初はメディボール一粒を半分に分けて、1錠ずつ(慢性腎臓病用のラプロス(直径6mm)と、サプリメントのウロアクトプラス(直径7mm))包んでいたのですが、我が家の猫にとってはそれでも少し粒が大きいようだったので、さらに小さく分けてみました。
つまり、メディボール一粒を半分ではなく3つに分けて、うち2つにはラプロスとウロアクトプラスを1錠ずつ、残りの1つには何も入れずに丸めるだけ、という具合です。
また、一つの味だけだと飽きるかな?と思い、「ささみ味」の他にも何種類か買い求めてみました。
(現時点での猫用ラインナップは、ササミ・かつお・チーズ・まぐろ・たら・ほたてシチュー・ヤギミルク)
その結果・・
初めのうちは、ささみとまぐろとチーズ味がお好みだったようで食べてくれていたのですが、最近ではどの味もお好みではなくなってしまったようで、すっかり食べては頂けなくなってしまいました・・
ちなみに、味によって粘度が違う(明らかに、最初から柔らかくてべとべとしているものと、そうでないものがある)のですが、我が家の猫的には柔らかくない方が良いようです。
ということで、現在は寝る前に粒を口の中へ押し込む形を取っています。
このままカリカリのトレイへ一緒に入れ続けて、カリカリ自体を食べる量が減ってしまっても本末転倒ですし、何とか少しでもストレスを和らげる方法を取りたいものですが、どうしたものかと思案中です。
次回の診察は、2か月後の予定
諸事情により、次回の診察は年内を予定しています。
これから寒くなっていく時期ですので、水分補給などに気を付けていければと思っています。
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