療法食を始めたものの、自分からは食べようとはしない猫。どうしたものか。
一般的に、食欲が無い猫に試すと良いことは?
調べてみると、
- ドライフードだけではなく、ウェットも取り入れる(水分量や食感を変える)
- トッピング(鶏のゆで汁や鰹節をほんの少量)
- ご飯を温める(においを強める)
などが挙げられています。
しかし、我が家の猫の場合・・
- ウェットご飯は、表面の汁やスープ部分だけなめとって、具は食べない
- ちゅ~る以外のトッピングは食べない。当然、本体のフードも食べない
- ご飯を温めるとかえってにおいが気になるようで、食べない
(むしろ、冷蔵庫に入れて冷え冷えになった乳酸菌ちゅ~るを好む)
という結果に終わり、療法食への切り替えの当初は全く食べてはもらえませんでした。
(余談ですが、血尿が出ていたために処方された抗生剤は、なぜかご飯と一緒に皿に入れておくだけで、ポリポリと食べてくれました。なぜなんだ?)
我が家の猫に、療法食を食べてもらうために試したこと
かかりつけの先生に相談したところ、全く食べない状態やストレスは、猫の身体にとってかなり危険とのこと。いろいろと試してみましたが、以下の方法を取ってみたところ、少しずつ食べてもらえるようになりました。
- しばらくは、これまで食べていたご飯やおやつをあげる
(療法食の無理強いは、猫にとって大きなストレスになってしまうのでNG。まずは食べられるものを食べることが大事) - 手からあげてみる。においで安心できる様子
- 腹が減らねばご飯も食べない。十分に遊んでお腹を空かせ、ストレス解消も図る
- 食器やその周辺に汚れやにおいが残らないように、清潔に保つ
以下の夫の記事にも、この当時のことを記しています:
猫の不調の中でも、食べてもらえないことは、飼い主にとっても大変辛いことです。
あれこれ試してみたくなるのは人情ではありますが、それがかえって猫にとってストレスになってしまっては本末転倒。
知り合いの猫飼いさんにも、「お母さんがあまりに心配し過ぎて暗い顔のままだと、それが猫に伝わっちゃうよ! 心配することは悪いことじゃないけど、気持ちを大きく持つことも大切!」と言ってもらい、おおいに気持ちが楽になったことを覚えています。
我が家の猫の、不調のサイン
これまでの経験上、我が家の猫の調子が悪そうな時は:
- 食欲が無い
- 一か所でじっとする(ソファやベッドの下など、飼い主の手が届かない場所から動かない)
- 便秘になる(食べないから、出ない)
といった形で現れることが分かりました。
残念ながら、腎臓病や結石を患っているにもかかわらず、多尿や多飲の症状は見て取れません(飼い主が気付けていないだけだとは思いますが)。今後は、おしっこの異常にすぐにでも気付けるようにならなければ、と思ってはいますが・・。
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