自宅での皮下輸液を始めて、約1か月が経ちました。
これまでの流れは、以下のとおりです。
⇒自宅での皮下輸液へ①(皮下輸液に必要なもの):7/23に価格について追記しました
⇒自宅での皮下輸液へ②(皮下輸液のやり方について)
⇒自宅での皮下輸液へ③(初めて自分で皮下輸液に挑戦+1人での投薬にもトライ)
⇒自宅での皮下輸液へ④(失敗例+保定のやり方について)
⇒自宅での皮下輸液へ⑤(妻不在の間はどうすれば?)
⇒自宅での皮下輸液へ⑥(ようやく病院での輸液は卒業! いよいよ自宅での皮下輸液へ)
⇒自宅での皮下輸液へ⑦(自宅での皮下輸液に初挑戦!)
⇒自宅での皮下輸液へ⑧(自宅での皮下輸液の失敗例+2週間後の通院)
⇒自宅での皮下輸液へ⑨(自宅での皮下輸液を始めて、約1か月が経ちました)
久しぶりに、我が家の猫を見た時の先生のひとこと
幸いなことに、体調がすこぶる良好な我が家の猫。
食欲も旺盛(一日に早期腎臓サポートを40g以上+ウェットご飯もそこそこ)、元気もあり、お腹の調子も良好(相変わらず、一日に2回うんちをすることも)。
自宅での皮下輸液を始めて、約1か月 。
療法食(ロイヤルカナンの「早期腎臓サポート」は通販では買えないため、病院で購入しています)やラプロス、皮下輸液の在庫が残り少なくなったのと、1か月での血液検査の腎臓の数値を見るために病院へ向かいました。
病院の診察室でキャリーから猫を出すと、先生が第一声「あら!何だか・・シルエットがむっちりしてません?」。
確かに、何だか・・以前はごつごつしていた背中を始めとして、全体的にむっちりと丸くなったようです。
体重も、ご飯を食べられなかった時の3.2kgから、3.7kgまで増えていました。
まったくご飯を食べられなかった時のことを思うと、本当に嬉しい限りです。
太っているとまでは行っていないし、最終的にはご飯が食べられなくなることも考えると、食べられる時に食べるようにしましょう、とのことで体重については無問題。
1か月ぶりの血液検査
血液検査の数値は、どう変わっているでしょうか。
2回目 手術後 | 3か月前 (ラプロス+ 輸液開始) | 2か月半前 (輸液のみ中止) | 1か月半前 (再び 数値上昇) | 1か月前 (ラプロス+ 病院で輸液) | 今回 | |
BUN (基準値17.6~32.8) | 32.9 | 80.8 | 36.8 | 83.0 | 44.3 | 35.3 |
CRE (基準値0.9~2.1) | 1.83 | 4.55 | 1.88 | 4.26 | 1.84 | 1.67 |
Ca (基準8.8~11.9) | 10.0 | – | 13.8 | – | 13.9 | 12.7 |
結果、やはり皮下輸液の効果がてきめんに現れているようで、ほぼ基準値近くにまで下がりました。
喜ばしい限りです。
ちなみに、前回血液検査をした際は、結構待合室で待ったことと、ほかの犬の鳴き声でおびえていたこともあり、暴れに暴れました。
しかし、今回は先生の励ましもあり、すんなり血液が採れました。
よく頑張った!>猫
エコー検査
血液検査の後は、エコーで「腎臓~尿管~膀胱」をひととおり見てもらいました。
左腎および尿管は問題無し。膀胱もきれいな状態だと言われました。
問題の右腎および尿管(以前から、尿管の入口に結石が居座っている)については、やはり結石が残っているという結果に。
大きさ・形などを見る限りでは、尿管へ落ちはしないだろうが・・とのことでした。
余談ですが、病院のエコーの機械が新しいものに変わっていました。
「より画像が鮮明に見えるようになった」とのことで、どれどれ、と見てみると、確かに結石が以前に比べてかなり鮮明に見えるようになりました。
以前は「白くぼんやりとした楕円形」としか見えなかった結石が、形・輪郭ともにくっきりと!
先生曰く「ポルシェが買えるくらい(!)の値段」の機械だそうです。
これで結石などが早期発見できて、救われる猫さん犬さんが増えれば、これほど喜ばしいことはありません。
次回の通院は一か月後
諸々の検査の結果が良好だった我が家の猫。
次回の通院は、また一か月後となりました。
大量の荷物(療法食:ドライとウェット両方、ラプロス、皮下輸液を各1か月分)とともに帰宅。
そしてこの記事を書いていると・・我が家の猫が、PC周りをうろうろ。
ふとお尻周りに目をやると、そこには何と、カラカラになったうんちの姿が!
あなた、お尻にうんちを付けたまま病院へ行ったのね。
先生、申し訳ありませんでした・・(診察ごとに診察台を消毒しているようなので、たぶん大丈夫だとは思いますが)
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コメント
体重も血液検査結果も良い方向に向かって 本当に良かったです!この調子で美味しく楽しく毎日を過ごしていただきたいです(*´꒳`*)
うちの子は現在3.8kgです。腎結石が発覚した2年前、当時、慌てて療法食に切り替えてしまったがために、食欲が落ち、一気に体重が落ちてしまいました(4.0kg→3.8kg)。それから未だに体重が戻らず、3.8kgをギリギリキープしている状態です。今はロイカナの腎臓サポートセレクションにママクックのふりかけをかけて食い付きを良くして沢山食べてもらおうとしているのですが、なかなか4kgの壁は厚いです(-_-)
>ベルにゃんさま
夫の日記にもありましたが、我が家の猫は先日一時的に食欲が落ちました。
久しぶりに病院へ行ったことや、気温変化がストレスだったのでしょうか・・。
今は食欲が戻ったので一安心ですが、ご飯が食べられないのは一番心配ですね。
かかりつけの先生は、「いくら腎臓や結石防止に良い療法食であっても、まったく食べられないのであれば効果は半減する。一時的にでも、療法食以外であっても食べられるものを食べてもらうほうが良い」という考えでしたので、あれこれ試行錯誤しつつ今に至っています。
ロイヤルカナンの腎臓サポートも、腎臓サポートスペシャルを食べない時は普通の腎臓サポートと混ぜてみたり、ウェットも何種類かを混ぜてみたり・・。
我が家の猫も、たまにママクックのふりかけ(フリーズドライのササミのです)を指先でほぐしたものを、あげてみています。
本来は、療法食以外のご飯やおやつは御法度なのかもしれないですが、何も食べられないよりかは良いのかと思い。
ベルにゃんさまの猫さんも、先生とご相談されつつ、食欲や体重が戻って行くと良いですね。