尿道閉塞が発覚し、半年前に引き続き、再び結石の摘出手術をおこなった我が家の猫。
幸い手術は無事終了し、手術4日後にして退院となりました。
驚異の回復ぶりだが・・
前回の尿管結石の摘出手術の直後は、なかなかご飯も食べられずに、ぐったりとしている日が何日か続きました。
今回はそれに比べると、帰宅直後から元気に水をよく飲み、ご飯もドライ・ウェットを問わず実によく食べました。
背中のごつごつも、前と比べるとそれほど目立ちはしていません。
おしっこ、うんちも順調に出て、驚くほどの回復ぶりです。入院も前は1週間だったのに今回は4日に早まったし、今回は回復が早いんだね、良かったね、と夫と話していました。
それまでを取り戻すかのような食べっぷりに、逆にこちらが心配になるくらいでした。
残念ながら、その懸念は現実のものとなり・・
退院翌日から急激に体調が悪化
退院翌朝くらいまでは元気にご飯を食べていたものの、その日の午後くらいから少しずつ食欲と元気が無くなっていきました。
うんちもこの日は軟便が2回、夫とは「昨日は久しぶりに家に帰って来れて、あれこれ頑張り過ぎちゃったのかな」などと話していたのですが・・
さらにその次の日、夜中のうちに大量の毛玉を吐きました。
手術の傷口はきれいに塞がっていたため、退院の日にエリザベスカラーを取り外してもらいました。
入院中には出来なかった毛づくろいを頑張ってやった結果、たまっていた毛玉を吐いたのかな、これですっきりしてご飯を食べられるようになるといいな、と思っていたのですが・・
しかしその後も、食欲と元気が戻る気配はまったくありません。
むしろ、ほとんどご飯も食べられず、ウェットご飯の表面を少し舐めるのみ。ちゅ~るですら口をつけようとしません。
夜中に毛玉を吐いたあとも、ほぼ2時間おきに茶色い液体を吐き続きました。
軟便も変わらず続いていました。
夜に病院へ
ご飯も食べられず、ひたすら吐き続けて下痢もし続いている我が家の猫。
あまりの急変に、再び病院へ急ぎました。
胃を見てもらうと、見事に中身が空っぽ。脱水もしているようです。
そして確かに、腸に水分の多い軟便が見えるとのこと。
水分補給のための点滴の中に、吐き気止めと下痢止めの薬を入れてもらいました。
腎臓や膀胱もエコーで見て頂きましたが、手術跡も含めきれいで問題無しとのこと。
急にいっぱい食べてお腹がびっくりしたのかもしれませんね、とのことで、家で飲む用の吐き気止めと下痢止めの薬を出して頂きました。
胃腸を休めるためにも今日は水だけにしてご飯は抜きにし、明日以降はもとどおりに食べられるようになると思うので、食べられるものを食べるようにしましょう、とのことでこの日は帰宅しました。
前回の手術後は、とにかく食べられるようになるまでが時間がかかったので、まずは今回も食べられるようにならねば、と気負ってしまったのが猫にも伝わったのかもしれません。
無理に食べさせて負担をかけてしまい、申し訳ない思いでいっぱいでした。
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