(妻)猫記録:尿管結石の摘出手術の前後⑧

尿管結石の摘出手術の前後
紙袋が大好きな我が家の猫。中に入って遊んで穴を開けた後は、座って余韻を楽しみます

手術について幾ばくかの不安や疑問点は残りましたが、ともかく成功を祈りつつ、先生にすべてを託しました。手術の前後には電話連絡を頂けるとのこと。

いよいよ手術

二次病院にて手術や入院の手続きを終え、帰宅。
手術は夕方からと言われていましたが、事前の諸々の検査で待ち時間が生じたらしく、手術前の電話連絡があったのは19時頃のことでした(その間、猫はずっと絶食状態です・・)。
手術は数時間で終わる予定、と言われ、夫と二人で落ち着かない時間を過ごしました。

そして手術後の連絡があったのは、22時前
無事成功したとのこと。ほっと胸をなでおろしました
やはり腎臓自体に貼りついた結石や、細かく散っている石は取り切れなかったとのことでしたが、尿管を塞いでいた石は取り除くことができたとのこと。先生には夜遅くまで力を尽くして頂き、本当にありがたいことでした。あとは術後の回復度合いを見守りつつ、経過を見ていくことになりました。

手術翌日に面会へ

まずは翌日に面会に来て下さい、とのことで早速行って来ました。

小さな身体に施された管や包帯の数々で痛々しくは見えましたが、思いのほか表情には力があり、安堵しました。ただし、まだ食事は自分からは取れておらず、強制給餌をおこなっているとのこと。終始うなり声もあげています。ストレス・痛みなど、想像を絶するものがあるのでしょう。変われるものならば変わってあげたいと、痛切に感じました。

(この写真は手術翌日のものではなく、数日後に面会に行った時のものです。許可を頂き撮影しました)

確かにご飯が入った皿には、あまり手を付けていない様子。許可を頂き、レジェンドおやつであるところの「ちゅ~る」をあげてみました。半分くらいは食べてくれましたが、体力が続かないようで、しばらくすると眠りに入りました。

また、手術翌日は広めの処置室のケージで経過を見るらしく、猫だけでなく犬も多数居る中で、他の犬の大きな鳴き声に怖がっていました。以前、かかりつけ病院で受けた猫ドックの後に怒りと恐怖で震えていたことを思い出し、確かに術後の急変に対応するためには多数の目で見守れる大部屋が良いのでしょうが、このまま犬が大声で吠えている中で大丈夫かな、と心配になりました(さらに翌日には、猫のみの入院室へ移れたようですが)。

面会終了。でも・・あれ?

処置室に通され、ケージ内の猫と対面。先生からは、術後の様子について説明を受け、傷の塞がり具合を一週間後に見ましょうとのことで次回の予約をしました。
先生はその後すぐに出ていかれ、残された私は猫にちゅ~るをあげつつ、行き交う看護師さんと邪魔にならない程度に話(猫ドックの時のように、フー!シャーッ!とか威嚇してませんかね?など(汗))をしていましたが、ふと気になることが。

「ん?一週間後の診察は良いけれど、それまでの間は面会や様子を聞くことはできないのだろうか?」と。それを聞こうにも、先生が次の診察に入られているのか、単に少しだけ居なくなったのかが分からない・・。少し待ちましたが、先生が戻られる様子は無く猫も寝入った様子だったので、私も帰ることにしました。
しかし、処置室に残された私はこの後どうすれば?どこから出られるのだろうか?(来る時は先生に、猫の診察室を通って処置室へ誘導してもらいましたが、帰りは先生が居ないので、元々居た猫の診察室へ戻って良いものやらどうやら分からない)

とりあえず、近くの看護師さんに面会を終える旨を伝えると、なぜか犬の診察室を通って受付へ戻りました(おそらく猫の診察室が埋まっていたのだと思われる)。再度先生と診察室で話が出来るかと思っていましたが、そういう訳でもなさそうだったので、受付で次回の予約の確認だけして帰りました。
こちら側が受け身でばかりいてはいけないのでしょうが、「あれ、次はどうすれば?」「帰っちゃって良いのかな?」と戸惑うことが多かったです。


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