(妻)猫記録:退院後①

退院直後の猫。お腹の毛の剃り跡と、手術跡が痛々しいです

左右の尿管にシュウ酸カルシウム結石が見られ、摘出手術をおこなった我が家の猫。当初は二週間ほどの入院になると言われていましたが、実際はそれよりも早く、一週間での退院となりました。

退院が早まったのは?

退院が当初よりも早まったのは、回復の度合いが良かったというのももちろんあるのでしょうが、病院ではあまりご飯が食べられなかったことが大きかったのではないかと今では思います。

もともと、かかりつけ病院へ行った後やシャンプーの後、寒暖差が大きかった際などは、てきめんに食欲に影響が出ました(あまり自分から食べなくなる)。食べられないと、当然元気もなくなり、一か所にとどまることが多くなります。それも、床や猫ベッドで眠ったりするのではなく、人間の手が届かないソファや人間用のベッドの下に潜り込みます。水もあまり飲まず、便秘がちになり、さらにご飯を食べなくなる・・という悪循環になることが多くありました。

つまり、人間でもそうですが、まずは「何にせよ食べられるようになることが肝要」「病院よりも、家でのほうが食べられるようになる」と判断されたため、早めに家へ帰されたのではないか?と。素人考えではありますが。
もちろん、かかりつけ病院での猫ドックの際に荒ぶったように、今回の入院でも先生や看護師さんに対して荒ぶったがために、早めに退院になったという可能性が無いではないですが(笑)

まずは食べられるようになってほしい

いずれにせよ、飼い主にとっては食欲が無いことは、何にも増して気がかりなことです。退院直後の我が家の猫は、目で見ても分かるほどの瘦せ方でした。背中を触ると明らかにごつごつします。

前回も記したとおり、カリカリは手からあげたり、ちゅ~るをあげたり、とにかく療法食にはこだわらず、食べてもらえそうなものをあげることにしました。退院翌日は、まだあまり水も飲まずにソファの下にこもり、ご飯も食べても吐いてしまっていましたが、日を追うごとに水を飲み、ご飯も自分から食べられるようになりました。
おしっこも無事出ました。うんちもゆるくはありますが、出るようになりました(生まれてこの方、ずっと便秘がちだったので、この時初めてゆるいうんちというものを目にしました笑)。

夜になって人間用のベッドの上にやってきて、手術前と同じようにゴロゴロと喉を鳴らして甘えてくれた時は、夫と二人して歓喜しました。夫は布団の端に追いやられ、寝不足のようでしたが・・

徐々に元気が回復

まだまだ量は少なくはありますが、ご飯が食べられるようになると、やはり目に見えて体力が回復しました。

そうなると、気になるのはエリザベスカラーの存在。ただえさえ食欲が無いのに、カラーがあることで食べづらく、ストレスがたまるようです。シャンプーも出来ないうえに、自分では毛づくろいもできず、それもまた大きなストレスだったように思います。毛づくろいをしようとはするのですが、カラーに阻まれるがために、カラーに対してザリザリと音を立てて、毛づくろい(のようなこと)をしているという・・

抜糸の日が待たれます


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