先日7日夜、最大震度5強の地震が観測されました。
さあ寝るか、とベッドで横になった直後に、枕元に置いたスマホの緊急地震速報がギュインギュインと鳴り、直後に大きな縦揺れと横揺れ。
幸い我が家は、物が落ちるなどの被害はありませんでした。
阪神淡路大震災や、東日本大震災の記憶がよぎりますが、その頃はまだ我が家の猫はいない時でした。
いつの日にか、確実に来ると言われている大震災。
そして、地震だけではなく、台風や大雨、感染症等への備えも必須です。
改めて、地震などの災害への備えを見直さなければな、と思い至りました。
猫と災害時をともに過ごすために必要なものを、覚え書きとして記しておこうと思います。
今回は、何はなくとも「猫の命や健康を守るために必要なもの」を挙げます。
ご飯
特に、健康上の理由から療法食を導入するよう言われている猫にとっては、療法食の備蓄は必要不可欠です。
災害発生後は、食べ慣れたご飯がすぐには手に入らない可能性が大きいです。
我が家の猫は、常に1か月分くらいのドライとウェットのご飯は備蓄してありますが、保管場所や賞味期限のことも考えると、どれくらいが適正量なのかは悩ましいところです。
水
我が家の猫は、「アクアメビウス」という循環型の給水器を使用しています。
以前使用していた「ピュアクリスタル コパン」という給水器だと、停電時でもたまった水が飲めるようになっていました。
アクアメビウスではそれができないのが難点ではありますが、もともと他にも猫壱のウォーターボウルを2か所に置いているので、最悪停電時でも水が飲めるようにはしています。
水の備蓄として、ミネラルウォーターを用意する際は、硬度に注意が必要です。
硬水は尿結石を引き起こす恐れがあるため、軟水を選ぶ必要があります。
トイレ
腎臓や尿路に問題を持つ猫にとって、トイレ環境は非常に重要です。
我が家の猫は、上記の猫砂とペットシーツを常に2~3か月分は常備しています。
また、あまり考えたくはないですが、自宅に住めなくなり避難が必要になった時のことを考え、以下のポータブルケージも用意してあります。
ポータブルケージは、普段は折り畳んで仕舞ってありますが、いっしょに付いていた小さなトイレのほうは、サブトイレとして普段使いにしています。
我が家の猫的な使い分けの基準は分かりませんが、たまにこちらのトイレのほうも使ってくれています(デオトイレのほうが汚れているとこちらのトイレを使うのかな?とも思いましたが、掃除した直後でも使っているので、そういうわけでもなさそうです)
結果として、普段からおしっこを我慢せずにどちらのトイレでもできる環境になったのは良かったかな、と思っています。
また、こちらも猫飼いさん御用達であるところの、BOSのうんち用袋。驚くほどににおいません。
普段使用している分に加えて、多めに常備しています。
ちなみに人間用の簡易トイレも、BOSのもので用意してあったりします。
薬
我が家の猫は、今ラプロスとウロアクトプラスを飲んでいます。
かかりつけ病院では、余裕をもった量を処方してもらっているので、どちらも非常用に回せそうです。
さっそく非常用持ち出し袋へ入れておこうと思います。
自宅でおこなっている点滴については、毎回診察のたびに必要な分だけ処方してもらっているので、余分は無い状態です。
これが心配の種ではあります。
以上、まずは「猫の命や健康を守るために必要なもの 」を挙げました。
あれもこれも、と「モノ」を揃えたくなるところではありますが、地震などの発災直後は「まずは自分と猫の命を守る」、そしてその後に必要となりそうなものに思いを巡らしてみる、ということが肝要なのだと感じました。
ハーネスや、非常用の折り畳める食器なども用意してはありますが、実際非常時に使ってもらえるかは未知数です。
普段から、においや感触にも慣れておいてもらう必要があるかもしれませんね。
食器棚などの割れそうなもの、上から落ちそうなものなどにも備えが必要そうです。
いろいろリストアップしてみようと思います。
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