自宅での皮下輸液を始めて、約3か月が経ちました。
自宅での皮下輸液に至るまでの道のりについては、「自宅での皮下輸液へ」①~⑩をご覧ください。
自宅での皮下輸液に必要なものや費用、やり方、失敗例などを載せています。
→自宅での皮下輸液へ①へ
ネコセカイのハンモック、その後
気に入って使ってもらえていた、ネコセカイのハンモックですが・・
寒くなってきたので、ボア素材のあったかクッション(下の写真のうち、右側にあるベージュ色のもの)を導入したところ、残念なことに、ハンモックの上に乗ってもらえなくなりました。
そこで、夫の日記にもあるとおり、もともとのクッションへ戻してみました。
すると、このとおり。
まだそれほど寒くなかっただけなのか、ボア生地がお気に召さなかったのか・・
しばらくキャットニップや猫の毛を載せておいて、匂いに慣れてもらう作戦を取ったりもしましたが、敢えなく撃沈です。
妻の手術前、最後の通院
そうこうしているうちに、あっという間に妻の手術が目の前へ迫ってきました。
しばらくは猫を連れての通院が難しくなる可能性が大きいため、輸液や薬を多めにもらうべく、かかりつけ病院へ向かうことに。
前回の通院からの間も、おおむね体調は良好。
今回は、あまり毛玉やご飯を吐くことも無かったように思います。
胸~お腹にかけての皮膚の黒い粒についても、その後の経過は良好です。
さっそく診察台で体重測定。
・・3.96kg、過去最高値、連続更新です!
先生も触診をしながら、「少しまるっとしましたね~」とおっしゃっていました(笑)
今回は、エコーに加え、血液検査もお願いしました。
その結果はこちら。
2回目 手術後 | 5か月半前 (ラプロス+ 輸液開始) | 5か月前 (輸液のみ中止) | 4か月前 (再び 数値上昇) | 2か月前 | 1か月前 | 今回 | |
BUN (基準値17.6~32.8) | 32.9 | 80.8 | 36.8 | 83.0 | 35.3 | 36.6 | 35.5 |
CRE (基準値0.9~2.1) | 1.83 | 4.55 | 1.88 | 4.26 | 1.67 | 1.80 | 1.59 |
Ca (基準8.8~11.9) | 10.0 | – | 13.8 | – | 12.7 | – | 12.4 |
幸い、皮下輸液の甲斐あって、腎臓の数値は安定しています。
今回はCa値も出してもらえましたが、こちらも数値が維持できており、ほっと一安心。
エコーで診た限りでも、相変わらず右尿管の結石は居座り続けてはいますが、腎臓や膀胱はきれいな状態ということで、これまた一安心。
往診は1回で済みそう?
当初は2回を予定していた往診ですが、今回の血液検査の結果を受け、体調も良好ということで、1回で済むことになりました。
現状、自宅での皮下輸液は3日に1度の頻度でおこなっているのですが、それについても、場合によっては4日に1度の時もあって良いとのことでした。
「2日連続で点滴をした後に、間隔が1週間空いてしまう」などの極端な偏りが無ければ、そこまで厳密にならなくても良いようです。
確かに、点滴のために病院へ通っていた時は、休診日や仕事の関係から、2日に1回行けることもあれば、3日に1回になることもありましたし・・
要は、四角四面に考えるのではなく、猫の体調を見て、柔軟に対応することが重要なんだな、と感じました。
また、素人考えだと、点滴はやればやるだけ良いのかな?とも思えてしまうのですが、あまりに量や頻度を増やすと、逆に心臓に負担がかかって良くない、という面もあるのだそうです。
とにもかくにも、往診の最終的な詰めをし(往診代も前払できました)、輸液パックと薬(ラプロス)を多めに頂いて帰宅しました。
いまだに来客にはまだ慣れない我が家の猫ですが、いつもの先生に点滴をしてもらえるということで、安心して受けてもらえると良いな、と思います。
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コメント
旦那様の日記、拝読しました。妻さん、一昨日からの入院だったのですね。これまで着々と準備を進めていらっしゃいましたし、何より猫様が絶好調のコンディションで送り出してくれましたから、あとはご自身の体調管理に集中なさってくださいね!
>ベルにゃんさま
コメントありがとうございます!返信が遅れ、大変失礼致しました。
ようやく手術直後の不調から脱して来て、先が見えつつあります。
夫も単身、家事から猫の世話から、何から何まで奮闘してくれているようです。
夫ともども、無理なきように過ごしたいと思っています。
急に冷え込んだようですので、ベルにゃんさまもラグドールさまも暖かくしてお過ごし下さい。