うつ病や不安障害、パニック障害に苦しむ人はたくさんいます。私もその一人なのですが、これらの病気の原因の1つがストレスであるといわれています。しかしながら、ストレスはなかなか可視化できないもの。10月に発売されるスマートウォッチのFitbit Senseはストレスを計測できるところがウリです。これはこれらの病気の人に合うものなのではないでしょうか。予約してみました。
EDAセンサーでストレスを計測
このFitbit Senseでストレスを計測するために使われるのがEDAセンサー(皮膚電気活動センサー)です。
人間はストレスを受けると皮膚から発汗します。これは交感神経が働くためなのですが、発汗によって皮膚の表面は電気が通りやすくなります。この電気の通りやすさの変化を計測することでストレスを計測するのがEDAセンサーです。
EDAセンサー自体はすでにあるもので、それをスマートウォッチに搭載してストレス計測に使うことが新しいです。最近、Apple Watchの新型が発表されていますが、Apple Watchにも搭載されていない機能になります。
うつ病や不安障害、パニック障害はストレスによって発症するといわれていますが、治療においてもストレスを受けないことが重要です。
自分がどんな場面で、どれだけストレスを受けるかを定量化するのは非常に重要です。そのために役に立つデバイスなのではないでしょうか。
体温の測定なども可能
さらに、体温(皮膚温度)の計測ができるところが新しいです。コロナウイルス対策で体温をまめに測ることが推奨されていますが、ずっと腕につけておくだけで体温が計測できるのはいいですね。
バッテリーは6日持ち、12分の充電で1日分のバッテリーが充電できるというスタミナ設計もうれしいポイント。
心電図やSpO2センサーも搭載していますが、これらは日本では薬事法により使えないかもしれません。許可を取ってくれれば使えそうなのですが。。。
先行予約はすでに開始、発売は2020年10月2日から
このFitbit Sense、先行予約はすでに開始されています。
価格は39,990円とスマートウォッチの中では比較的高価な部類に入ります。それでも、これでストレスを可視化できて治療に役に立てば、と私は予約してしまいました。
果たしてどれほどのものなのか、届いたらレビューを書きたいと思います。
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